本章では、Tibero 6 FixSet03の新機能と変更機能について簡単に説明します。
本節では、Tibero 6 FixSet03の新機能について説明します。
以下の機能を追加しました。
TAC
ウォッチドッグ・チャネルを介してTBCMとMTHR間でメッセージ通信を行うことができます。
TACクラスター間の接続に関するINC情報を確認できるV$INTERCONNECTIONビューを追加しました。
CRAS(CR Request Async Service)とBRAS(Buffer Request Async Service)機能を追加しました。
| スレッド | 説明 |
|---|---|
| CRAS | TAC構成で他のノードの要求により、CRブロックをビルドするとき、ビルドに失敗する場合がありました。CRASスレッドは、CRからの要求が処理できるまで待機し、ビルドを再実行するために使用されます |
| BRAS | TAC構成で、他のノードからのメッセージと同時に受信したブロックをキャッシュするとき、ブロック・ヘッダー(bh)が十分でないと、CMPT(RCVR)が割り当てを繰り返す間ブロッキングされます。BRASスレッドは、bhの割り当てを代わりに行い、割り当てに成功したらメッセージにbhを添付して、CMPTが再実行されるようにします |
system.shスクリプト
system.shスクリプトの実行中にエラーが発生した場合、実行を中止するための-eオプションを追加しました。
ヒント
不要な結合の削除を無効にするNO_JOIN_ELIMINATIONヒントを追加しました。
Tibero Resource Manager
リソース・マネージャーを追加しました。
バックアップとリカバリ
運用中のTACを単一インスタンスに変更することができます。
DDL
グローバル・パーティション索引の特定のパーティションを削除することができます。
プロファイルのVerify_FunctionにOLD_PASSWORDを設定できます。
パーティション化されたIOTのパーティション交換機能を追加しました。
プロキシ・ユーザーを使用することができます。詳細については、『Tibero SQLリファレンスガイド』を参照してください。
管理者権限を分離できる機能を追加しました。詳細については、『Tibero 管理者ガイド』の「第15章 Tibero Separation of Duties」を参照してください。
PSM
NCLOB型を追加されました。
CONTINUE WHEN文の機能とラベルを追加しました。
FORALL~SAVE EXCEPTION文を追加しました。
文字セット
以下の文字セットを追加しました。
RU8PC866(ロシア語)
TH8TISASCII(タイ語)
静的ビューと動的ビュー
以下の列を追加しました。
V$INSTANCEビューのTIP_FILE列
USER_TAB_PARTITIONSビューのロギング
パッケージ
以下のパッケージと関数を追加しました。
DBMS_XMLQUERYパッケージ
DBMS_DB_VERSIONパッケージ
UTL_COMPRESSパッケージ
DBMS_STANDARDパッケージ
DBMS_SQLTUNE.REPORT_SQL_ADVISOR関数
DBMS_SESSION.IS_SESSION_ALIVE関数
以下の機能を追加しました。
ゲートウェイ
Javaゲートウェイにステートメント・キャンセル機能を追加しました。(ゲートウェイ・ベースポート+1のポートを使用)
tbJDBC
JDBCエスケープ構文のスカラー関数(SPACE、LEFT、RIGHT、INSERT、REPEAT、CONVERT、DATABASE、IFNULL)を追加しました。
DATEまたはTIMESTAMP列に対してgetString()APIを呼び出すとき、NLS_XXX_FORMATを適用することができます。
以下の機能を追加しました。
リカバリ・マネージャー(RMGR)
アーカイブ・ファイルを1つのファイルにバックアップするためのtbrmgrコマンドに--aオプションを追加しました。
tbdv
RAWデバイスで使用できるように、-lオプションを追加しました。
tbSQL
以下のコマンドを追加しました。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| Export | 表データをデータ・ファイルまたは制御ファイルにエクスポートします |
| History Save | 履歴のSQLコマンド・リストをファイルとして格納します |
| History Restore | ファイル内のSQL文を履歴バッファーにロードします |
特定のユーザーがコマンドにアクセスするためのポリシーを定義できる機能を追加しました。
tbExport
ビットマップ索引をエクスポートすることができます。
マテリアライズド・ビューの物理属性と索引をエクスポートすることができます。
本節では、Tibero 6 FixSet03の変更機能と改善された機能について簡単に説明します。
以下の機能が改善されました。
TAC
デッドロック検出(分散デッドロック検出)とその性能が改善されました。
TSC
プライマリ・データベースから受信したログをキャッシュして使用します。プライマリ・データベースがディスクから読み取らなかったブロックは、スタンバイ・データベースも読み取らないようにしました。
BTIP(Binary TIP)
動的に変更できないパラメータに対してBTIPをサポートします。
DDL
ユーザー・プロファイルのpassword_grace_time制約に0を設定することができます。
以下の機能が改善されました。
tbdv
マルチ・ブロック読み取り機能を追加してパフォーマンスを改善しました。
tbExport
以下は、SYS、SYSCAT、SYSGISユーザーを除外する機能です。
全データベース・モードでエクスポートするとき、SYS、SYSCAT、SYSGISを除いてエクスポートします。
SYS、SYSCAT、SYSGISユーザーを指定してユーザー・モードでエクスポートするとき、「Error: cannot export system users(システム・ユーザーをエクスポートできません)」を出力します。
tbImport
以下は、SYS、SYSCAT、SYSGISユーザーへの実行を制限する機能です。
全データベース・モードでエクスポートするとき、SYS、SYSCAT、SYSGISを除いてインポートします。
SYS、SYSCAT、SYSGISユーザーを指定してユーザー・モードでインポートするとき、「Error: cannot import system users(システム・ユーザーをインポートできません)」を出力します。