本章では、Tibero 6 FixSet04の新機能と変更機能について簡単に説明します。
本節では、Tibero 6 FixSet04の新機能について説明します。
以下の機能を追加しました。
キャッシュ
バッファ・キャッシュに存在しないブロックに対して非同期入出力(AIO)を行ってPGAにコピーした後、分散マルチ・ブロック読取り(MBR)を実行する機能を追加しました。
特定のTSNにデータベース全体をリカバリするフラッシュバック・データベース機能を追加しました。
TBCM(Tibero Cluster Manager)
tbcm -nオプションを削除しました。
詳細については、『Tibero 管理者ガイド』の「第9章 Tibero Cluster Manager」を参照してください。
TAC(Tibero Active Cluster)
ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILE GLOBAL文を追加しました。
TSC(Tibero Standby Cluster)
ホット・バックアップにより、データベースを停止せずにスタンバイ・データベースを作成できます。
インストールされたTiberoのホット・フィックス・パッチ名をTPRレポートに出力します
TPR(Tibero Performance Repository)
1時間ごとにTPRレポートを出力します。
ユーザーが指定したスナップショットに関するレポートを出力します。
詳細内容は、『Tibero 管理者ガイド』の「第14章 Tibero Performance Repository」を参照してください。
データ定義言語(DDL)
DBA|ALL|USER_AUDIT_TRAILビューにACTION列を追加しました。
フラッシュバック関連のDDL文を追加しました。
詳細については、『Tibero SQLリファレンスガイド』を参照してください。
PSM
UTL_RECOMPパッケージを追加しました。
DBMS_LOB.LOADFROMFILEプロシージャを追加しました。
動的DML文を複数回実行するFORALL文を追加しました。
system.shスクリプト
system.shスクリプトを実行する際、開始時刻を記録することができます。
system.shの実行時に発生し得るスクリプト・エラーを見つけるために-eオプションを追加しました。
表領域に一時表領域の縮小機能を追加しました。
DB Link
データベースをリンクするとき、ライブラリが使用するPGAメモリの割り当てに関するダンプを表示します。
Executor
SESSIONTIMEZONE関数を追加しました。
オブジェクト表の一部機能をサポートします。
オブジェクト表のメンバー関数を使用できます。
WGS84座標系の変換機能を追加しました。
オプティマイザー
INSERT INTO SELECT文を実行するとき、選択リスト内の副問合せのネストを解除する機能を追加しました。
パーサー
日本語レクサーのための機能を追加しました。
文字セット
tbboot -Cオプションに対応されるTibero文字セットを出力します。
パッケージ
以下のパッケージを追加しました。
DBMS_SERVER_ALERTパッケージ
DBMS_MONITORパッケージ
DBMS_SERVER_ALERTパッケージ
パラメータ
以下のパラメータを追加しました。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| AS_ADDR | Tiberoインスタンスが使用するTASインスタンスのIPアドレスを設定します |
| FLASHBACK_LOG_ARCHIVE_FORMAT | フラッシュバック・データベースのアーカイブ・ログ形式を指定します |
| PSM_ERROR_CONV | PSMをコンパイルするとき、errnoを自動的にユーザー指定のエラー番号に変換します |
| USE_ACTIVE_STORAGE | 以前の名前のUSE_TASからUSE_ACTIVE_STORAGEに変更しました |
| USE_RESOURCE_MANAGER | インスタンス・ケージング機能です。(Yに設定すると使用できます) |
以下のパラメータを削除しました。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| USE_TAS | パラメータ名をUSE_ACTIVE_STORAGEに変更しました |
| CM_NODE_ID | TBCMがメンバーシップを手動で構成する機能を削除しました |
| CM_NODES | TBCMがメンバーシップを手動で構成する機能を削除しました |
本節では、Tibero 6 FixSet04の変更機能と改善された機能について簡単に説明します。
以下の機能が改善されました。
データ定義言語(DDL)
表の列の最大数を1000から1500に変更しました。
データ・レイヤー
CREATE INDEXによって作成された索引をNUMBERとVARCHAR型でない列にマージできます。
Executor
全表スキャンを実行するとき、rownum条件に関係なくマルチ・ブロック読み取り回数が固定されていましたが、「1、2、4...」のように変更しながら開始するように変更しました。
TAS(Tibero Active Storage)
TiberoがTASインスタンスにアクセスするとき、1つの接続のみを確立します。
DMON(Disk Monitor)スレッドを追加して定期的にディスク入出力を実行し、入出力に失敗したらFAILを表示するように改善しました。